アビにもあほかわいい面がたくさん!
色んな記録を読んでください。

効果的な威嚇

いつも愛嬌がたっぷりで、滅多に怒らないアビが、2階の窓辺に座ってしきりに 「フー、ウーオー、フー、」 と威嚇の声を出していた。
閉まっている窓の内側から、外に向かってうなっているので、一体何に向かって… と思ったら、前の畑をはさんで向こうの道で、電力会社の人達が電柱に登って工事をしていた。 大掛かりな工事で、クレーン車も出ていて通行止めになっている。 なんとアビはその工事に向かって一生懸命うなっているではないか! 思わず 「うわー怖いなあ、アビちゃん! あの人ら、アビちゃんに威嚇されて怖がってら! うわー効いてる効いてる!」 と励ましてあげた。
目がまわってでも…

新しいおもちゃを買ってきたら夢中になって追いかける。 猫じゃらしのようなおもちゃをグルグルと回してやると、興奮して散々グルグル回った後、ヨロヨロと腰クダケのようにへたりこむ。 その時におもちゃを向こうの方へ隠すと、目がまわって行き先も定まらないまま、体を方々にぶつけながらヨロヨロと追いかけてくる。
緑色のボールが怖い

アビは一時期、緑色のマスキングテープをクルクル丸めて直径3センチ程のボールにしたものにはまった。 それを投げてやるといつまでも必死に追いかけた。
ある日私はそのボールを階段の上に向かって投げた。 アビは階段まで走った所で足がすべったらしく、階段一段目の側面に頭から思いっきりドーンと追突した! 私が「わ・大丈夫かな?」と見に行くと、アビはフラフラしながらとりあえず階段を数段上がって立ち止まり、目が定まらないままケッ、ケッと吐きそうなしぐさを始めた。 私は「わ・わ・わ・わ・」と思って「アビちゃん、アビちゃん、」と背中をさするとアビは不意に正気に戻り、ゆっくりと階段を上がってどこかへ行ってしまった。
それ以来アビは緑色のマスキング・テープ・ボールを見るとクルリと向きを変えて慌てて逃げていってしまう。 自分ですべって階段にぶち当たっておいて、何故か「緑ボールにやられた」と勝手に思い込むアビ。